慢性蕁麻疹は治らない? 完治までのブログ 序章
こんにちは、さわらんです!
今日からはタイトル通り慢性蕁麻疹を治した私が行ってきたことを
・蕁麻疹とは
・慢性蕁麻疹へ
・効果がなかった事
・どっちかよく分からなかった事
・効果があった事
に分けて書いていきたと思います。
・蕁麻疹とは
主に1型アレルギー反応と言われており、その発生には免疫系が絡んできます。
外部からの抗原(アレルゲンとも言う 例:花粉)が体の中入ってきた際に、指示細胞が白血球(好塩基球など)に指令を出し、IgEという免疫グロブリン(抗体)を産生し肥満細胞などにくっつきます。
再度抗原が侵入してきた時に脂肪細胞がケミカルメディエーターという化学伝達物質(情報を他の細胞に運ぶ物質)を放出します。
超ざっくり説明するとこんな感じ、、、
その化学伝達物質に代表的なものが『ヒスタミン』と言われ炎症反応などを引き起こします。
代表的な1型アレルギーに花粉症があります。
※専門家の方、間違ってましたらご指摘お願いしますm(_ _)m
蕁麻疹は日本人口の15〜20%が一生のうち一度は経験する病気と言われています。
慢性蕁麻疹は蕁麻疹患者のうち稀に見られるとのことです。
症状は
・全身のかゆみ
・湿疹
・発疹
・普段は正常だが引っ掻くと腫れて痒くなるetc…
私の場合は夜間に症状が強くなり、ひどい時は痒みで寝付けず、寝れたとしても夜中に起きてしまうほどでした。
・蕁麻疹発症、そして慢性へ、、、
2014年初夏のこと、そろそろ暑くなってきたなーと思った私は敷布団を夏用に交換し就寝。
朝起きると肌にポツポツが、、、当時は「ちょっと痒いな」くらいだったのですが、だんだんと悪化。
「こりゃダメだ」と言う事で発症から1週間たった頃に皮膚科を受診しました。
蕁麻疹は原因不明と言われており、私が受診した皮膚科のお医者さんに「蕁麻疹は原因が分かってないんだよね〜」や「最近なんかストレスかかることあった?」と聞かれるものの、原因解明はできず…。
”タリオン”という抗炎症薬と軟膏を1週間分処方されました。
タリオンを飲む事2日、症状は消失したので5日くらいで服用をやめてしまいました。
(今思えばこの誤った自己判断が長い戦いの始まりでした、、、)
服用をやめて2日後に小さなポツポツが、、、
私「また痒いな、、、」
残った薬を飲み終えても症状が出てきてしまったので再度皮膚科を受診する事に。
※ちなみに軟膏は気休めにもならないくらい効かなかったです。笑
ドクター「蕁麻疹は長く続くと体が覚えしまうから、薬をしっかり飲んで、症状を忘れさせることが大切なんだよ。」
私「そうなんですか、、、。(先生…それは最初に言ってほしかったです。)」
そして今回はタリオンに加え、”タガメット”という簡単に言うと胃腸薬をもらって帰宅。
一ヶ月後に先生から”慢性”蕁麻疹というお墨付きを無事いただきました。(泣)
それから4年間は薬を飲んでいる間は蕁麻疹が出ず、
「そろそろかなー?」と思って服用を止めると蕁麻疹が出るというイタチごっこを繰り返しました。
そして2019年の1月なぜか症状が急激に悪化し薬を飲んでも効かない状態に…。
お医者さんへ行き相談するも、
ドクター「ちょっと強めのステロイド薬出すね。」
私「うぅ、、、しょうがないですかね…。」
当時、医療系の国家資格取得を目指して勉強中だった私はステロイド薬の怖さを知っていましたが、
痒みが原因で勉強に支障をきたしており、
睡眠時間も削られていたので選択肢はありませんでした。
そして4種類の薬を朝晩2回服用という、超めんどくさがりな私にとっては辛い日々が始まりました。
※左から抗炎症薬、胃腸薬、ステロイド薬です。(ジェネリックなので名前が違います)
ですが半年ほど経過しても症状は全く改善されず。
色々と悩んだ挙句、私はある本と出会い、約1ヶ月で蕁麻疹を治す事に成功しました!!
続く…